2022.12.5
井の中の蛙大海を知らず
昔から馴染みのある言葉。
よく“小人(しょうじん)”を揶揄するときに使う。
自分の中の小さな世界(狭い知識)でしかものを見ず、
大局的なものの見方が出来ない人に対して使う。
今回はそういう話…ではなく。
単純に「知らなかったなー」ということに出くわす話。
そう、この年になっても知らないことの方が圧倒的に多い。
…そんな大層な話でもないのだが(笑)
なんてことはない。
時間があるときに電子書籍(マンガ)を読むのだが。
知らなかっただけで、名作じゃないのこれ?
というマンガに度々出くわす。
例えば、
“クロコーチ(リチャード・ウー原作/コウノコウジ作画)”
※同じ原作&作画のダイマジンも面白い
“嘘喰い(迫稔雄)”
“ザ・ボクサー(JH)”
挙げればキリがないのでここら辺で。
おそらく知る人ぞ知るマンガなのだろうけど。
今の今まで触れてこなかったというあたりが…
如何に偏った選択しかしてこなかったという証拠。
子供の頃は少年ジャンプ。少年マガジン。
等々の所謂メジャー系の雑誌を読むことが多く。
一般的に“人気がある”とされるマンガも多かった。
※アニメ化やドラマ化の比率も含めて
しかし、こうやって様々な作品に触れる機会が増えると、
知識の拡大と上書きが実行され、価値観そのものにも影響を与える。
大袈裟ではあるが「なんと世界狭いで生きてきたのか!」
まあ、現在そういう心境でしてね(笑)
そして、これは日本酒にも言えること。
勿論、私は人より多くの銘柄を飲んできているし、
その銘柄の味わいやペアリングの良し悪しも答えられる。
そのくらい造詣は深いけれども。
それでも知らない銘柄はあるし。
その中に、とびきり旨い酒がないとは言い切れない。
大阪で出回っていない酒に出会うことは難しいが、
そこはネットでの購入で何とかすべき(よね?)
あと、日本酒を飲まない人も世界が狭い。
※日本酒だけに限らず未経験全てに言えることだが
“飲まず嫌い”な人は一度飲んでもらいたいもの。
それで世界観が変わることだってあるしね。
「その場を創るのが愛LOVE日本酒の役目」
という天の声が聴こえたところで擱筆とする。
愛LOVE日本酒
大宮賢悟