2022.12.8
ゼロベース思考
経験がないからこそ見えるものがある。
時として経験は大きな足枷になる。
それは何故か?
経験は判断材料のひとつとしては有効。
しかし、それはあくまでも自分の常識内での話。
出来ること(出来たこと)にしかスポットを当てない。
つまり、世界が狭いので選択肢が限られる。
だから、私は常に“ゼロベース思考”を勧める。
ゼロベース思考とは、先入観を持たずフラットな視点で考えること。
そうすることにより、見えていなかったものが見えたり、
新しい発想が生まれたりする。
よく、“あるべき姿”という話をすることがあるが、
あるべき姿とは、本来自分(会社)が“どうありたいか”が重要で、
それを考える際は諸処の条件や枠を外す。
これもゼロベース思考。
要するに、
経験がない=わからない。という図式は時として成立しない。
※特殊な経験が求められることはわからないと思うが
経験がないからこそ、わかるし見えることもある。
何故なら先入観がないからだ。
飲食店を例に挙げると、
店の立場と客の立場では見えているものが違う。
お客さま目線と店の目線にはよくギャップが生じるが、
そのふたつを兼ね備えてこそ店は繁盛する。
その為のゼロベース思考。
自分に振り回されない為にも、
ゼロベース思考をオススメしたい。
愛LOVE日本酒
大宮賢悟