2022.12.12
日本酒イベントの在り方
来年で10年目を迎える愛LOVE日本酒。
開催してきた日本酒イベントは悠に100を超えます。
毎年毎回、試行錯誤の連続。
「どうやれば、もっと日本酒を飲んでくれる人が増えるか」
「どうやれば、日本酒の価値を高めることが出来るか」
「どうやれば…」
小さなイベントは、基本的にファンしか来ません。
そこで裾野を広げるのは、相当難しいと言えます。
大きなイベントは、飲まない友達を連れてくる場合があります。
なので、少しだけ裾野を広げるチャンスがあります。
つまり、大きなイベントにフォーカスすることになりますが、
その際に考えなければならない課題があります。
それは“飲み放題”にするのか
“一杯ずつ価格を設定するのか”
飲み放題は集客を考えると楽です。
しかし、集客=裾野が広がることにはなりません。
ですので、裾野を広げるという観点で考えると飲み放題はNG。
特に試飲会と称した飲み放題は生産性がないですね。
【理由?】
飲み放題は一般的に価格設定が安い場合が多いです。
これは、“飲み放題”だから参加する人を増やすだけで、
日本酒愛など欠片もない広がりが期待できない人を招き入れます。
次に全く繋がらないんですよね。
私は飲食店で日本酒を均一価格で出すのは推奨しています。
※その方が色々な酒を飲んでもらえるので
が、その“価値”を最低限理解してもらいたい。
となると飲み放題は除外なのです。
さて、そうなると…
今後開催するビッグイベントは、そこを意識して。
2019年に開催したRising Sakeのようなチケット制がベター。
という結論になりますね。
とにかく、関わる人全てが笑顔になれるような!
やるなら、そういうイベントを開催しないと!
10年目を迎えるにあたっての決意表明?
「大宮がやらねば誰がやる!」
そう、誰かがやってくれるのを待っていたら日が暮れる。
愛LOVE日本酒
大宮賢悟