2022.2.17
日本酒に対する想い
例のあれが騒がれ始めて約2年。
当初、飲食業界の状況は惨憺たるものでした。
その結果、物流が止まり業績不振に陥る酒蔵や酒販店。
大阪ミナミも闇が空を覆っていました。
私は微力です。
ですが、出来ることをせず傍観するのは性に合いません。
ですので、敢えて本来のペースを崩し、
月2回「飲食店応援企画」と称して会を開いていました。
日本酒が少しでも動けばという想いもあって。
それはペースが戻った今も変わりませんし、
店、客、主催に何らかのメリットがある会であるべきだと思っています。
その上で、日本酒の消費が少しでも増えれば万々歳。
目指すは三方良しならぬ四方良しです。
偶然にも足を踏み入れた日本酒業界。
その偶然は様々な変化を自身にもらしました。
一番は、“日本酒に対する考えや想い”でしょう。
知れば知るほど面白い。単なるアルコール飲料ではないのです。
特にペアリングを極めていくと、その想いは強まります。
「それをもっと多くの人に味わって欲しい」
酒は楽しく飲むべきですが、そこにほんの少しのエッセンスを加える。
それが酒をより楽しく飲むコツだと思いますし、
日本酒のあるべき姿だと思っています。
未だに大きく動けない状況ですが、
今年は日本酒輪ッショイの開催をひとつの目標とし、
必ずや実現出来るよう動いてまいりますので、
皆様の応援を賜われれば幸いです。